♤えいご♤

えいごのおべんきょう

英検を受ける小学生以下の子供たち。

これまでは筆記とリスニングの両方合わせた合計点が、合格点に到達していれば筆記が悪くてもリスニングで点数が取れていれば合格できていました。
しかし今後を見据えた4技能重視の英語教育に方針が変わってきて、英検は筆記の点数、リスニングの点数、作文の点数を個別に点数を出し、合否が決定されるようにしました。大変納得のいく変更です。
また今年度から3級と準2級にも英作文が加わり、そのうち5級と4級にも加わるようです。

今回は筆記問題についての話ですが、小学生(低年齢層)の実力が受験希望級もしくは取得級に伴っていません。
ひとつには単語や熟語など語彙がほとんど覚えられていないこと、そしてもうひとつ長文問題では読解力を含む、問題の解き方が不確かなことです。

小学生で1級に合格してしまう子供は、洋書をたくさん読んでいます。それを真似して洋書を読ませるのも一つの方法ですが、子供の中にはただ目を通して読んだことにしてしまう子がいて、それではほとんどが記憶には残っていません。そこに多読をしても効果の出る子と出ない子の差が生まれます。
単語をたくさん読んで書く作業も、子供はすぐに飽きてしまいます。英検の高い級になるほど、単語量も増えるので何度も書いて覚える方法は続かない。

長文問題で気づいたのは、3年生以下になると、文章を最初から読み始め、読み終わって問題を読み、また最初から読み答えを探す。質問文の意味がわからないので、選択肢の文の中にある単語が本文中にあればそれを答えとして選ぶ。
これでは正解が出たとしてもまぐれで、実の力は付いていません。

高校生以下の英検、TEAP、GTECなどがどんどん熱を増してきていますが、私はますます疑問に感じてきました。

4技能を養うとは言っても、読解力は弱く、スピーキングは目にした文章を声に出したりするだけで対話にはなっていないので、検定英語止まりです。
仕事にしろ趣味にしろ、実践的に使うとなると、変化しつつある英語教育も限度がありそうです。

私の生徒たちには英語の点数だけではなく、実践的な英語も身につけてほしいので、今後のレッスンプランをまた見直していきたいと思います。